老後に強い医療系資格7選|需要安定で求人が多いおすすめを解説

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老後に強い資格として、医療系資格は需要の安定性と求人の多さから最も有力な選択肢の一つです。少子高齢化が加速する日本では、医療事務、登録販売者、調剤薬局事務、介護職員初任者研修、看護助手、歯科助手、福祉用具専門相談員といった医療系資格の保有者に対する需要が年々高まっており、全国どこでも求人が見つかりやすい状況が続いています。50代、60代からでも数か月から半年程度の学習期間で取得を目指せるものが多く、セカンドキャリアの強力な武器となります。

人生100年時代と言われる現代において、定年後の生活設計は誰にとっても重要なテーマです。特に医療・介護分野は景気に左右されにくく、パートやアルバイトなど柔軟な働き方にも対応しやすいという特長があります。セカンドキャリアについて具体的に行動を始める人が最も多いのは50代であるというデータもあり、早めの準備が成功の鍵です。この記事では、老後を見据えて取得しておきたい医療系資格について、需要の安定性、求人状況、取得方法、収入の目安などを詳しく解説します。

目次

老後に医療系資格が強い理由とは

医療系資格が老後の備えとして特に優れているのは、医療・介護サービスへの需要が今後も拡大し続けることが確実だからです。2025年には団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者となり、国民の約5人に1人が75歳以上という超高齢社会を迎えました。これがいわゆる「2025年問題」であり、医療・介護分野における人材不足を一層深刻なものにしています。さらにその先には「2040年問題」が控えており、団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年には高齢者人口がピークに達すると予想されています。この時期には医療・介護サービスの需要が最大化する一方、それを支える労働力人口(15歳から64歳)は2025年から2040年までに約1,200万人も減少すると推計されています。

こうした人口構造の変化に伴い、医療・介護分野の人材不足は深刻さを増しています。厚生労働省の推計では、2025年度に必要な介護職員数は243万人とされていましたが、2020年度の実績から約31万人が不足していました。2035年には必要な介護人材が約297万人に達するのに対し、供給可能な人材は約228万人にとどまり、約69万人もの不足が見込まれています。看護職員についても同様で、2025年に195万人が必要と推計されていたのに対し、2020年時点の実績は173万人にとどまっていました。訪問介護分野の有効求人倍率は2022年度に過去最高の15.53倍を記録し、施設職員でも3.79倍と、全産業平均の1.31倍を大幅に上回っています。このような圧倒的な人材不足は、資格保有者にとっては就職・再就職の大きなチャンスです。

医療系資格が老後の働き方に適している5つの理由

医療系資格が老後に適している理由として、まず需要の安定性が挙げられます。病気やけがは景気に左右されないため、どのような経済状況であっても医療機関や薬局、介護施設は必要とされ続けます。次に全国どこでも働けるという点があり、病院、クリニック、薬局、ドラッグストア、介護施設は日本全国あらゆる地域に存在するため、住む場所を選ばずに求人を見つけることができます。さらに年齢を問わず活躍できる職種が多いことも大きな強みで、医療・介護の現場ではシニア世代ならではのコミュニケーション力や落ち着きが武器になる場面が少なくありません。パートやアルバイトなど柔軟な働き方が可能な点も魅力で、フルタイムでなくても週に数日、1日数時間だけ働くという選択肢があり、体力に合わせた無理のない働き方ができます。そして資格取得が比較的短期間で可能なものが多く、数か月から半年程度の学習で取得できる医療系資格が多数存在します。

老後におすすめの医療系資格と需要の安定性

医療事務は全国の医療機関で需要が安定した資格

医療事務とは、病院やクリニックなどの医療機関で受付業務、会計業務、診療報酬請求業務(レセプト業務)などを行う仕事です。患者と最初に接する「医療機関の顔」としての役割も担い、コミュニケーション力が求められます。資格がなくても働くことはできますが、資格を持っていることで就職時に有利になり、即戦力として評価されます。特に50代以上の転職や再就職においては、資格の有無が採否を分けることも少なくありません。

医療事務に関連する資格は複数存在します。医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)は、一般財団法人日本医療教育財団が実施する全国統一試験で、40年以上の歴史を持ち、受験者数は累計163万人を超える最大規模の試験です。合格率は約60パーセントから70パーセント程度となっています。医療事務認定実務者試験は学科試験と実技試験がマークシート形式で実施され、資料や電卓の持ち込みも可能なため、初心者でも取得しやすい資格です。合格率は約80パーセントと高い水準にあります。診療報酬請求事務能力認定試験は合格率30パーセントから40パーセント程度と難易度が高い分、医療機関からの評価が非常に高く、就職や給与面で有利になりやすいとされています。このほか、昭和49年から実施されている日本初の医療事務資格である医科医療事務管理士技能認定試験(合格率約50パーセント)や、医師の事務作業を補助する医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)もあります。

正社員の場合、全国平均の年収は約311万円から369万円程度で、月収は約26万円程度です。勤務先別では、国立病院で約606万円、公立病院で約504万円、医療法人で約370万円、個人経営のクリニックで約288万円と差があります。パート・アルバイトの場合は全国平均の時給が約1,151円です。学習期間は通信講座で3か月から6か月程度、1日30分から1時間の学習で合格を目指せます。

登録販売者は求人が多い注目の医療系資格

登録販売者とは、2009年の改正薬事法施行により誕生した資格で、一般用医薬品(市販薬)のうち第2類・第3類医薬品を販売できる専門資格です。ドラッグストアやコンビニ、スーパーなど、医薬品を扱う店舗で活躍できます。

登録販売者の需要は今後さらに高まると予測されています。2025年に団塊世代が全員後期高齢者となり、75歳以上が人口の25パーセントを占めるようになりました。地域包括ケアシステムの推進により、薬剤師がアドバイザーとしての対人業務に注力する傾向が強まり、一般用医薬品の販売業務を登録販売者が担う場面が増えています。2021年に「2分の1ルール」が廃止されたことも大きな追い風となり、医薬品を扱う店舗はドラッグストアだけでなく、コンビニやスーパー、ホームセンターなど様々な小売業にも広がりました。2024年度の登録販売者の合格者数は25,659人で、薬剤師の9,164人の2倍以上となっており、需要の高さを示しています。

受験資格に学歴や実務経験の制限はなく、誰でも受験できます。試験の合格率は全国平均で43.7パーセント(2023年度)です。合格に必要な勉強時間は200時間から300時間程度とされており、1日平均2時間の勉強を確保すれば3か月から5か月で合格を目指せます。試験科目は、医薬品に共通する特性と基本的な知識、人体の働きと医薬品、主な医薬品とその作用、薬事関係法規・制度、医薬品の適正使用・安全対策の5つで構成されています。

厚生労働省のデータでは、登録販売者の平均月収は20.7万円、平均年収は369.4万円です。資格手当として毎月5,000円から10,000円が支給される職場も多く、年間で6万円から12万円の収入アップが見込めます。ドラッグストアの店長やエリアマネージャーに昇進すれば、さらなる年収アップも可能です。主な就職先はドラッグストアのほか、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ホームセンター、家電量販店、調剤薬局なども挙げられます。

調剤薬局事務は処方箋増加で需要が高まる資格

調剤薬局事務とは、調剤薬局で受付業務、会計業務、処方箋の受付、調剤報酬請求業務(レセプト業務)などを行う仕事です。薬剤師のサポート役として薬局の運営を支える重要な存在であり、医療事務と似た業務内容ですが、調剤薬局に特化した専門知識が求められる点が異なります。

厚生労働省が公表している「薬剤師の需給推計(案)」では、薬局で応需する処方箋枚数は2020年時点の8.6億枚から2035年には9.5億枚まで増加すると推計されています。調剤薬局は全国に約6万店舗近く存在し、コンビニの店舗数を上回るほどです。処方箋枚数の増加に伴い、調剤薬局事務の需要も今後さらに高まっていくと考えられます。無資格・未経験からでも始めることができ、転職や復職にも強いことから、シニア世代にも人気の高い職種です。

資格の中で最も取得しやすいのは調剤薬局事務検定試験で、合格率が約90パーセントと非常に高い水準です。調剤事務管理士技能認定試験は合格率約60パーセントで、技能認定振興協会が実施しており業界での認知度が高い資格です。調剤報酬請求事務専門士は1級から3級まであり、3級の合格率が約50パーセントから60パーセント、2級が約30パーセントから40パーセント、1級が約20パーセントと段階的な難易度設定になっています。調剤薬局事務の全国平均年収は約437.4万円で、保険調剤薬局によっては資格手当が給与に加算されるところもあります。

介護職員初任者研修と介護福祉士は求人倍率が突出して高い資格

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)とは、介護の基礎知識と技術を学ぶ入門資格です。130時間のカリキュラムを受講した後、修了試験に合格することで取得でき、修了試験の合格率は非常に高く真面目に受講していればほぼ全員が合格できる内容です。最短1か月で取得可能なコースもあり、土日コースや夜間コースなど、働きながら受講できる体制も整っています。

介護分野の人材不足は極めて深刻で、特に訪問介護の有効求人倍率は15.53倍(2022年度)と他の職種と比較しても突出して高い数値を記録しました。施設介護でも3.79倍と高水準で、全産業平均の1.31倍を大幅に上回っています。2035年には必要な介護人材が約297万人に達するのに対し、供給可能な人材は約228万人にとどまると予測されており、介護の資格を持つ人材は引く手あまたの状況が続いています。

介護職員初任者研修を修了した後は実務者研修へのステップアップが可能で、初任者研修修了者は実務者研修のカリキュラムのうち130時間分が免除されます。実務者研修を修了し3年以上の実務経験を積むことで、介護福祉士国家試験の受験資格を得ることができます。介護福祉士は介護分野における唯一の国家資格であり、取得することで専門性が認められ、給与面でも大きな優遇が期待できます。51歳から60歳の介護福祉士試験合格者は全体の20パーセント、61歳以上で取得した方も4.7パーセントいるというデータがあり、シニア世代でも十分にチャレンジできる資格です。

介護職員初任者研修修了者の初任給は月額約19万円から22万円程度が一般的です。実務者研修修了者は初任者研修修了者よりも月給で約9,000円高い水準にあり、資格手当の相場は月額5,000円から15,000円程度です。介護福祉士まで取得すると、さらに高額な手当が上乗せされ、年収400万円以上を目指すことも可能です。

看護助手は無資格でも始められる医療系の仕事

看護助手とは、病院や診療所で看護師のサポートを行う仕事です。患者の食事介助、入浴介助、ベッドメイキング、医療器具の準備・片付けなど、看護師の指示のもとで様々な業務を担当します。看護助手の有効求人倍率は4.13倍と高く、人手不足の状況が続いています。

看護助手の平均年齢は48.6歳で、ミドル世代が多く活躍しているのが特長です。体力や健康面に自信がある場合、60代以降も看護助手として活躍できるとされています。経験や年齢を問わない求人が豊富にあるため、50代からの未経験転職も十分に可能です。特別な資格がなくても就職できますが、「看護助手実務能力認定試験」などの資格を取得しておけば、即戦力として転職時に有利になります。

正社員で月収約18万円から23万円程度が相場で、夜勤手当がつく場合はさらに収入が上がります。パート勤務の場合の時給は地域によって異なりますが1,000円から1,300円程度です。看護助手として介護等の実務経験を積めば、介護福祉士国家試験の受験資格の一つを満たすことができ、キャリアアップの道も開かれています。

歯科助手は全国6万8,000件以上の歯科医院で求人がある

歯科助手とは、歯科医院で歯科医師のサポートを行う仕事で、治療器具の準備や片付け、患者の誘導、受付・会計業務などを担当します。特定の資格がなくても働くことができるため、未経験からでも始めやすい職種です。

歯科医院は全国に約6万8,000件以上あり、コンビニよりも多いと言われるほど身近な存在です。そのため、歯科助手の求人も全国各地で見つけやすい状況にあります。歯科助手資格認定試験に合格すると、月額5,000円から10,000円の資格手当を支給する医院もあります。

歯科助手の全国平均年収は約339万円から348万円で、月給は約28万円、初任給は22万円前後が相場です。パート・アルバイトの場合の平均時給は約1,241円で、シニア向け求人でも平均時給1,300円程度のものがあります。心理的なハードルが介護や看護助手よりも低く、比較的高めの給与設定が魅力的な職種です。

福祉用具専門相談員は体力的な負担が少なくシニアに適した資格

福祉用具専門相談員とは、高齢者や障害のある方に対して、車いすや介護ベッド、歩行器などの福祉用具の選定・提案を行う専門職です。利用者の身体状況や生活環境に合わせて最適な福祉用具を提案し、使い方の説明やアフターフォローまで行います。

2023年度における福祉用具専門相談員の有効求人倍率は5.8倍と非常に高く、人材確保が追いついていない状況にあります。高齢化の進行により、福祉用具を利用する高齢者は今後も増加が見込まれるため、需要は長期的に安定しています。体力的な負担が比較的少ない仕事であるため、シニア世代にも適した職種です。

資格取得には福祉用具専門相談員指定講習で53時間のカリキュラムを受講した後、1時間程度の筆記試験に合格する必要があります。講習は約1週間から2週間程度で修了でき、筆記試験の難易度は高くないため、講習をしっかり受講していれば合格できる内容です。介護福祉士や看護師などの資格を既に持っている場合は、講習を受けなくても福祉用具専門相談員として働くことができます。

老後におすすめの医療系資格を需要と求人で比較

ここまで紹介してきた7つの医療系資格について、需要の安定性や取得のしやすさを比較してみましょう。

資格名合格率の目安学習期間の目安年収の目安有効求人倍率
医療事務(認定実務者)約80%3〜6か月約311〜369万円高水準
登録販売者約40〜50%3〜5か月約369万円高水準
調剤薬局事務(検定)約90%2〜4か月約437万円高水準
介護職員初任者研修ほぼ100%最短1か月約228〜264万円15.53倍(訪問)
看護助手資格不要も可約216〜276万円4.13倍
歯科助手資格不要も可約339〜348万円高水準
福祉用具専門相談員高い1〜2週間5.8倍

体力に自信がある方は介護職員初任者研修や看護助手が向いており、人手不足が深刻なため就職しやすいというメリットがあります。デスクワーク中心の仕事を希望する方には医療事務や調剤薬局事務が適しており、座り仕事が中心で体力的な負担が少ないのが特長です。接客や販売の経験がある方には登録販売者がおすすめで、ドラッグストアやコンビニなどの小売店舗でお客様への医薬品の案内や販売を行います。福祉機器やものづくりに興味がある方には福祉用具専門相談員が適しており、利用者に合った福祉用具を提案するやりがいのある仕事です。

医療系資格の取得方法と費用の詳しい解説

通信講座を活用した効率的な学習方法

医療系資格の多くは通信講座で効率的に学習できます。ユーキャンの医療事務講座は一括払いで49,000円程度で、10年間に75,000名以上の合格者を輩出した実績があり、受講者満足度は89.3パーセントと高い評価を得ています。資格の大原の医療事務講座は47,850円、ヒューマンアカデミーは47,300円からです。キャリカレは15,760円から78,800円と幅広い価格帯で展開しており、予算に合わせた選択が可能です。

登録販売者の通信講座も各社が提供しており、価格帯は3万円台から7万円台程度が一般的です。介護職員初任者研修は通学が必要な実技講習が含まれるため5万円から15万円程度の費用がかかることが多いですが、自治体やハローワークの補助制度を利用すれば費用を大幅に抑えられる場合もあります。

独学での取得も可能で、市販のテキストと問題集を購入すれば数千円から1万円程度で学習を進められます。独学の場合は、試験の出題範囲と傾向をしっかり把握すること、過去問を繰り返し解くこと、間違えた問題を徹底的に復習することがポイントです。ただし、独学はモチベーションの維持が課題になりやすいため、学習計画を立てて着実に進めることが大切です。

教育訓練給付制度を活用して費用を抑える方法

厚生労働省の教育訓練給付制度を利用すれば、受講料の最大20パーセント(一般教育訓練の場合)が支給されます。雇用保険の被保険者期間が3年以上(初回は1年以上)あれば利用可能で、通信講座の費用負担を軽減できます。対象となる講座はハローワークのウェブサイトで検索でき、受講を検討する際には必ず確認しておきたい制度です。在職中であれば教育訓練給付制度を利用できるため、50代のうちから準備を始めることで経済的なメリットも得られます。

老後の医療系資格取得を成功させるためのポイント

複数資格の組み合わせで就職の幅を広げる方法

医療系資格は複数取得することで、より専門性を高め就職の幅を広げることができます。医療事務と調剤薬局事務の両方を取得すれば、病院でも薬局でも働ける汎用性の高い人材になれます。介護職員初任者研修と福祉用具専門相談員を組み合わせれば、介護の現場で幅広く活躍できます。登録販売者と医療事務を持っていれば、ドラッグストア内の調剤併設店舗で重宝される存在になります。

資格取得前に確認しておきたい重要なポイント

資格取得を決める前には、いくつかの事前確認が大切です。まず地元の求人状況を調べることが重要で、全国的に需要がある資格であっても自分の住む地域での求人数は異なる場合があります。ハローワークや求人サイトで実際の求人状況を調べておくことをおすすめします。また、受講料だけでなくテキスト代、受験料、交通費なども含めた総費用を把握しておく必要があります。可能であれば職場見学や体験をしてみることで、実際の仕事内容への理解を深めることも有益です。

老後の資格取得は50代からの早めの準備が成功の鍵

資格取得は定年後に始めるよりも、50代のうちから準備を進めることが望ましいです。在職中であれば教育訓練給付制度を利用できるメリットがあり、50代はまだ記憶力や集中力が十分にある年代であるため学習効率も高いです。セカンドキャリアについて考え具体的に行動を始める人が最も多いのは50代であるというデータもあり、この時期に動き出すことが成功への近道です。

老後の資格取得で最も大切なのは、無理のないペースで継続することです。1日30分から1時間程度の学習を毎日続けることで、着実に知識を積み上げていくことができます。通信講座であれば自分のペースで学習を進められるため、体調や予定に合わせて柔軟にスケジュールを組むことが可能です。

老後の安心につながる医療系資格についてよくある疑問

老後に医療系資格を取得しようと考える方からは、さまざまな疑問が寄せられます。ここでは、よくある疑問について整理しました。

60代からでも医療系資格は取得できるのかという点については、介護福祉士試験の合格者データが参考になります。51歳から60歳の合格者は全体の20パーセント、61歳以上で取得した方も4.7パーセントいるというデータがあり、年齢を理由にあきらめる必要はありません。医療事務認定実務者試験は合格率約80パーセント、調剤薬局事務検定試験は合格率約90パーセントと、取得しやすい資格も多数あります。

医療系資格で最も短期間で取得できるのは何かという点では、福祉用具専門相談員が53時間の講習で約1週間から2週間で取得可能です。介護職員初任者研修も130時間のカリキュラムで最短1か月で取得できます。

老後の働き方としてフルタイムでなくても医療系資格は活かせるのかという点については、医療事務、調剤薬局事務、歯科助手、登録販売者いずれもパートやアルバイトの求人が豊富にあり、週に数日、1日数時間だけ働くという選択肢も十分に可能です。体力に合わせた柔軟な働き方ができることが、医療系資格の大きな魅力です。

老後に働き続けるためには健康であることが大前提です。資格を取得しても体調を崩してしまっては活かすことができません。適度な運動、バランスの良い食事、十分な睡眠など基本的な健康管理を心がけることが、長く働き続けるための土台になります。自分の適性や希望する働き方に合った資格を選び、無理のないペースで着実に学習を進めていくことが、老後の安心した生活につながります。

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