測量士補は、定年後のセカンドキャリアとして独学でも十分に合格を目指せる国家資格です。合格率は令和7年度で51.2%を記録し、勉強期間は2~3ヶ月、総勉強時間100~200時間が目安となっています。過去問演習を中心とした学習を計画的に進めることで、数学が苦手な方でも合格圏内に到達できます。
測量士補試験は年齢制限や実務経験の要件がなく、誰でも受験できる点がシニア世代に人気の理由です。試験はマークシート方式で実施され、28問中18問以上正解すれば合格となる絶対評価を採用しています。この記事では、測量士補資格の概要から試験対策、合格後のキャリア活用まで、定年後に独学で合格を目指す方に向けて詳しく解説します。

測量士補とは?定年後のセカンドキャリアに人気の国家資格
測量士補とは、測量法に基づき国土交通省国土地理院が所管する国家資格で、測量業者に従事して測量を行うために必要となる資格です。測量士が作成した計画に従って測量作業を実施する補佐的な役割を担い、測量会社や建設会社、官公庁などで活躍しています。
測量士補の上位資格として測量士があり、両者の最大の違いは測量計画を立案できるかどうかです。測量士は測量業務の計画立案から実施まで全てを行えますが、測量士補は測量士の作成した計画に基づいて作業を行います。ただし、現場での実務においては測量士補も重要な戦力として活躍しており、測量業を営む企業では各営業所に測量士または測量士補を配置することが法律で義務づけられています。
定年後に測量士補を目指す方にとって最大のメリットは、受験資格に年齢・性別・学歴・実務経験および国籍の制限がない点です。特別な受験資格が必要なく、すぐに挑戦できるため、シニア世代にも取り組みやすい資格といえます。70代や80代で合格される方もいらっしゃり、生涯学習としての価値も高い資格です。
測量士補となる資格を得る方法は主に4つあります。第一に、大学・短期大学・高等専門学校などで測量に関する科目を履修し卒業する方法で、この場合は試験を受けずに資格を取得できます。第二に、国土交通大臣の登録を受けた養成施設において測量に関する専門的な技術や知識を習得する方法で、こちらも試験免除で資格を得られます。第三に、測量士補試験を受験して合格する方法で、学歴による条件に該当しない方はこのルートを選択します。定年後に資格取得を目指す多くの方がこの第三の方法を選んでいます。第四に、測量に関する実務経験と所定の講習修了による取得方法もあります。
測量士補試験の合格率と難易度
測量士補試験の合格率は、令和7年度(2025年)で51.2%を記録しました。この年は受験者13,363人に対して合格者6,837人となり、例年より高い合格率となっています。過去5年間の平均合格率は約35%前後で推移しており、一般的には20%から40%の間で変動していましたが、最近は比較的安定した推移を見せています。約3人に1人が合格している計算になり、国家資格の中では比較的取り組みやすい試験といえます。
測量士補試験が比較的難易度が低いと評価される理由はいくつかあります。まず、試験問題は過去問の焼き直しが多く、対策しやすいことが挙げられます。過去問をしっかり勉強すれば十分合格を狙えるのです。また、全問マークシート形式で記述問題がないため、知識を確実に身につければ得点に結びつきやすい形式となっています。さらに、合格基準が絶対評価(450点以上)であるため、他の受験者との競争ではなく、自分の実力を高めれば必ず合格できます。
上位資格である測量士試験と比較すると、難易度の差は明らかです。測量士試験の合格率は2020年7.7%、2021年18.0%、2022年14.4%、2023年10.3%、2024年13.0%と推移しており、過去5年間の平均合格率は約12.7%です。測量士補でまず基礎を固め、その後測量士を目指すというステップアップも一般的なルートとなっています。
試験形式はマークシート方式(5肢択一式)で、出題数は28問です。配点は1問25点で合計700点満点となり、合格基準は450点以上、つまり28問中18問以上の正解が必要です。正答率にすると約65%以上が求められます。相対評価ではなく絶対評価であるため、自分の実力を着実に伸ばせば必ず合格できる試験といえます。
独学で合格するための勉強期間と勉強時間
測量士補試験に独学で合格するための勉強時間は、一般的に100~200時間と言われています。令和7年度試験合格者へのアンケートでは、合計勉強時間は100時間~150時間未満が最多でした。この勉強時間を確保するための期間は、1日の学習時間によって変わってきます。
1日3時間の勉強を継続できる場合は約2ヶ月で合格圏内に到達できます。1日2時間の場合は約3ヶ月、1日1時間の場合は約半年が目安となります。定年後で時間に余裕がある方であれば、1日2~3時間の勉強を2~3ヶ月継続することで十分な準備が可能です。
効果的な勉強スケジュールとしては、試験日から逆算して計画することをおすすめします。試験は例年5月中旬に実施されるため、年明けから勉強を始めれば十分な準備期間を確保できます。学習は3段階に分けて進めると効率的です。
最初の1ヶ月は第1段階として、テキストを通読し測量の基礎知識を身につけます。各分野の概要を理解することを目標とし、わからないことがあっても気にせずどんどん読み進めることがポイントです。細かいところは気にせず、大まかなイメージを把握するつもりで読み進めましょう。
2ヶ月目は第2段階として、過去問演習を開始します。最初は解けない問題が多くても気にせず、解説を読んで理解を深めていきます。正解・不正解に関わらず解説をしっかり読むことで、知識の定着が進みます。
試験直前の第3段階では、苦手分野を重点的に復習し、過去問の正答率を上げていきます。特に計算問題で解けなかったものを重点的に復習することが効果的です。
過去問演習が合格への最短ルート
測量士補試験において、過去問演習は最も重要な勉強方法です。その理由は、試験問題の多くが過去問の焼き直しであるためです。過去問4年分で出題範囲の約66%、7年分で約80%をカバーできると言われています。独学で合格した多くの方は10年分の過去問を3周解いており、1年分あたり約1時間が学習時間の目安です。
近年は古い過去問からの出題もあるため、可能であれば10年分の過去問を学習することをおすすめします。過去問と解説は国土地理院のウェブサイトで無料公開されており、無料の過去問サイトも複数存在するため、スマートフォンで気軽に学習することも可能です。
独学で効率よく合格するためのポイントは複数あります。まず、テキストと問題集は各1冊に絞ることが重要です。多くの教材に手を出すより、信頼できる1冊を繰り返し学習する方が効果的です。次に、インプットよりアウトプットを重視することが大切です。テキストを読むだけでなく、早い段階から過去問を解き始めることで、問題を解きながら知識を定着させていきます。
計算問題については実際に手を動かして解く練習を繰り返すことが必要です。試験では電卓を使用できないため、手計算の練習は必須となります。三角関数の値(sin30°=0.5、cos60°=0.5など)は頻出するため暗記しておくと計算が楽になります。また、過去問を解く中で苦手分野を把握し、重点的に復習することで効率よく得点力を上げられます。
文章問題の対策では、過去問を暗記することが最も効果的です。測量士補試験では同様の問題が繰り返し出題されるため、過去問の選択肢を含めて覚えることで確実に得点できます。
測量士補試験の概要と2026年度試験日程
令和8年度(2026年度)の測量士補試験は、2026年5月17日(日)に実施される予定です。試験時間は午後1時30分から午後4時30分までの3時間で、合格発表は2026年6月25日(木)午前9時となっています。受験手数料は2,850円で、試験会場は全国各地に設置され、受験票に記載された会場で受験することになります。
なお、2026年度試験の申込期間は2026年1月5日(月)から1月22日(木)まででしたが、すでに受付は終了しています。次年度の受験を検討される方は、国土地理院のウェブサイトで最新の情報を確認してください。
試験形式はマークシート方式(5肢択一式)で、出題数は28問です。配点は1問25点で合計700点満点となり、合格基準は450点以上です。28問中18問以上正解すれば合格となります。正答率約65%以上が必要ですが、絶対評価であるため他の受験者の成績に関係なく、自分の実力次第で合格できます。
出題科目と効率的な学習優先順位
測量士補試験では、測量に関する8つの専門分野から出題されます。測量に関する法規では、測量法や作業規程の準則、関連法令などが出題され、測量業務を行う上での法的な知識が問われます。汎地球測位システム測量(GNSS測量)では、GPS等の衛星測位システムを用いた測量に関する知識が問われ、近年出題が増加傾向にある分野です。
多角測量では、トータルステーション等を用いた角度と距離の測定に関する知識が問われます。高低角の観測や光波測距儀の測定誤差などが頻出です。水準測量では、レベルを用いた高低差の測定に関する知識が問われ、レベルの点検と調整、標尺の補正、往復観測の較差、標高の最確値の計算などが出題されます。
地形測量では地形図の作成に関する知識が問われ、等高線の読み取りや地形図の特徴などを理解する必要があります。写真測量では航空写真等を用いた測量に関する知識が問われ、写真の特性や判読方法などが出題されます。地図編集では地図の編集・作成に関する知識が問われ、地図記号や図式の理解が必要です。応用測量では路線測量、河川測量、用地測量など、実務に関連した応用的な測量知識が問われます。
令和7年度の測量士補試験では、文章問題が19問、計算問題が9問出題されました。文章問題が全体の約70%、計算問題が約30%という配分です。文章問題を全問正解しても合格基準ぎりぎりの点数にしかならないため、計算問題の対策も重要となります。計算問題の出題パターンは20数種類に限定されており、数値を変えて繰り返し出題される傾向にあるため、パターンをしっかり押さえれば数学が苦手な方でも計算問題を得点源にすることが可能です。
限られた勉強時間を効率的に使うためには、科目の優先順位をつけることが重要です。コストパフォーマンスの高い科目として推奨されている優先順位は、第1優先が測量に関する法規、基準点測量、測量数学、第2優先が多角測量(トータルステーション)、第3優先が水準測量、第4優先が応用測量、第5優先が地形測量、第6優先が写真測量、第7優先が地図編集、第8優先がGNSS測量となっています。特に法規、水準測量、地図編集は試験内容・範囲に比べて配点が高く、コストパフォーマンスがよい科目です。
独学におすすめの教材と勉強法
独学で測量士補試験に合格するためには、適切な教材選びが重要です。テキスト(参考書)としては、「やさしく学ぶ測量士補試験合格テキスト」が初学者に最適です。測量とは何かというところから解説が始まり、試験で必要となる基礎的な数学(度数法、ラジアン、平方根、相似形、三角関数など)についても優しく解説しています。測量機器の写真も掲載されており、実際の機器をイメージしながら学習できます。
「いちばんわかりやすい!測量士補テキスト&問題集+予想模試」(成美堂出版)は、頻出内容に重点をおき、イラストや表を駆使してコンパクトに解説しています。過去問65問と予想模試が付属しており、1冊で試験対策が完結します。「測量士補試験ポイント攻略テキスト&問題集」(公論出版)は、テキスト、一問一答、過去5年分の過去問が1冊に凝縮されており、ある程度の基礎知識がある方におすすめです。
過去問題集としては、「測量士補過去問280」(令和8年度版)が定番です。過去10年分の過去問を収録しており、各問題に重要度が記載されているため学習の優先順位が付けやすくなっています。解説も丁寧で、独学者に人気があります。「鉄則!測量士補過去問アタック」(東京法経学院)は、科目別に問題と解説がまとめられており、アウトプット学習と実力診断がしやすい構成です。
YouTubeには測量士補試験の解説動画が多数公開されており、テキストを読むだけの勉強に比べて視覚的に学ぶことで理解が深まりやすくなります。特に測量機器の使い方や計算問題の解法など、文字だけでは理解しにくい内容は動画学習が効果的です。通勤時間や家事の合間など、隙間時間を活用して学習を進められるのもメリットです。
定年後に測量士補を取得するメリット
定年後に測量士補資格を取得するメリットは複数あります。まず、再就職・再雇用への活用が挙げられます。測量業を営む企業は各営業所に測量士または測量士補を配置することが法律で義務づけられているため、資格保有者には一定の需要があります。求人サイトには60歳以上向けの測量関連求人が多数掲載されており、「60歳以上の方の応募歓迎」という条件の求人や、定年60歳・再雇用制度あり(上限70歳)といった求人も見られます。2021年に改正高年齢者雇用安定法が施行され、70歳までの就業確保措置を講じることが企業の努力義務となったことで、シニア世代の雇用機会は拡大傾向にあります。
測量士補資格の大きなメリットの一つが、土地家屋調査士試験の午前試験免除です。土地家屋調査士試験は午前と午後の2部構成ですが、測量士補資格を持っていると午前の部が免除されます。土地家屋調査士試験の合格者のうち9割以上が午前の部免除の方であり、測量士補資格の取得が合格への近道となっています。土地家屋調査士は不動産の測量に加えて登記などの法律手続きを行うため、仕事の幅が広がります。平均年収は約600万円といわれており、収入面でも魅力的な資格です。
定年前に測量関連の実務経験を積んでいる方であれば、測量士資格を取得して定年後に独立開業することも可能です。ただし、未経験から測量士補資格を取得して定年後に独立し、安定した収入を得ることは容易ではありません。独立を視野に入れる場合は、土地家屋調査士とのダブルライセンス取得が推奨されます。
定年後に新しい資格取得に挑戦することは、知的好奇心を満たし、生きがいにもつながります。測量士補試験の勉強を通じて、測量技術や地図に関する知識が身につき、日常生活でも役立つ場面があります。また、資格取得後も測量士へのステップアップや土地家屋調査士への挑戦など、さらなる目標を持つことができます。
測量士補の仕事内容と年収
測量士補の主な仕事は、建設現場や道路・河川などのインフラ整備のための測量です。私有地の地籍調査や、地図を作成するための地図計測なども含まれます。測量士補の業務は大きく「外業」と「内業」に分けられます。
外業とは、実際に現場に出て測量機器を使用して測量を行う仕事です。トータルステーションやレベル、GNSS受信機などの測量機器を操作し、角度や距離、高低差などのデータを収集します。現場では測量士の指示に従って作業を進め、正確なデータを取得することが求められます。
内業とは、デスクワークを中心とした測量に付随する仕事です。測量の前に現場の調査を行ったり、必要な機材の手配をしたりすることで外業の準備を行います。また、測量で得たデータをパソコンに入力して測量図を作成することも重要な業務です。書類作成や打ち合わせなど、測量士のサポートを行う役割も担います。紙の地図のデジタル化や、航空写真やヘリ測量をもとに地図を作る地図測量といった作業もあります。近年はドローンを活用した測量も増えており、新しい技術への対応も求められています。
測量士補が働く職場は多岐にわたります。最も一般的な就職先は測量会社で、公共測量や民間の測量業務を請け負い、道路・ダム・橋梁などの建設に必要な測量を行います。建設会社では建設現場での測量業務を担当し、工事の進捗に合わせた測量や品質管理のための検測などを行います。その他にも地図作成会社、不動産会社、コンサルティング会社、国土交通省国土地理院や各都道府県の土木課などの官公庁でも活躍しています。
測量士補の平均年収は約300万円程度と言われています。これは測量士補が測量士へのステップアップを前提とした資格であるため、年齢層や勤続年数による年収の差が小さいことが影響しています。一方、上位資格である測量士の平均年収は約450万円で、日本人の平均年収436万円とほぼ同等です。月給で換算すると平均37万円、初任給20万円程度が相場となります。
定年後の再就職の場合、パートや契約社員での採用が多く、時給1,000円~1,500円程度からスタートするケースが一般的です。ただし、経験を積んで正社員登用されたり、測量士へステップアップすることで収入アップを図ることは可能です。年収を上げるためのポイントとしては、測量士への資格ステップアップ、土地家屋調査士とのダブルライセンス取得、専門分野(GNSS測量、ドローン測量など)のスキル習得などが挙げられます。
測量業界の将来性と新技術への対応
測量士および測量士補は、国土の基盤となるインフラ整備を支える重要な役割を担っています。公共工事をはじめとする土木・建設工事がある限り、決してなくならない仕事といえます。
特に注目すべきは、高度経済成長期(1960年代~70年代)に多数建設された社会インフラや建築物が軒並み更新の時期を迎えていることです。今後は維持管理や改修事業でのニーズがさらに多くなることが想定されています。AIなどの最新技術で業務の効率化が進んでいますが、現場での判断や調整など、まだまだ人間の能力が必要な場面は多くあります。測量の業務自体がなくなるという心配は当面ありません。
むしろ、ドローン測量やGNSS測量、3次元測量など新しい技術の登場により、測量の可能性は広がっています。これらの新技術を習得することで、キャリアの幅を広げることができます。定年後に測量士補資格を取得する方も、新技術に関心を持って学び続けることで、より長く活躍できる可能性が高まります。
合格後の登録手続きと費用
測量士補試験に合格したら、国土地理院の測量士補名簿に登録する必要があります。登録しなければ測量士補として業務を行うことはできません。
登録申請の手順は以下のとおりです。まず、登録申請書と登録通知書送付用封筒を用意します。書類は国土地理院のウェブサイトからダウンロードでき、署名以外はパソコンで作成可能です。次に、登録免許税15,000円を収入印紙または現金で納付します。書類の提出先は、茨城県つくば市北郷1番の国土交通省国土地理院総務部総務課試験登録係です。
書類提出後、審査には約50日程度かかります。審査が完了すると登録通知書が届きます。登録後、測量士補としての身分を証明する登録証明書を取得できます。証明書の取得には証明願の提出が必要で、発行には通常10日程度かかります。
e-Gov電子申請を利用して登録申請を行うことも可能です。利用にはe-Gov電子申請アプリケーションのインストールとe-Govアカウントの登録が必要です。なお、スマートフォンからの電子申請はできません。
モチベーション維持と学習継続のコツ
独学で勉強する際の注意点として、スケジュールとモチベーションの維持管理が挙げられます。特に一人で勉強していると、モチベーションが低下しやすくなります。
モチベーションを維持するためのコツとして、まず具体的な目標を設定することが大切です。「合格する」という漠然とした目標ではなく、「今週は過去問を2年分解く」など、具体的で達成可能な目標を設定しましょう。次に、毎日の学習時間や進捗を記録することで、自分の頑張りを可視化できます。達成感が次の学習のモチベーションにつながります。
合格後の姿をイメージすることも効果的です。資格取得後に何をしたいか、どのような仕事に就きたいかを具体的にイメージすることで、勉強の目的が明確になります。また、SNSや勉強アプリを活用して、同じ資格を目指す仲間を見つけることも有効です。情報交換や励まし合いができ、孤独感を軽減できます。
定年後で時間に余裕がある方は、無理のないペースで学習を継続することが大切です。毎日少しずつでも勉強を続けることで、知識が着実に定着していきます。体調管理にも気を配り、健康を維持しながら合格を目指しましょう。
測量士補資格を活かしたキャリアパス
測量士補資格を取得した後は、さまざまなキャリアパスが開けています。最も一般的なのは測量士へのステップアップです。測量士補として実務経験を積みながら、測量士試験に挑戦することで、より高度な業務に携わることができます。
土地家屋調査士とのダブルライセンス取得も魅力的な選択肢です。測量士補資格があれば土地家屋調査士試験の午前の部が免除されるため、効率的に資格取得を目指せます。土地家屋調査士は独立開業しやすい資格であり、不動産の測量から登記まで一貫して業務を行えるため、仕事の幅が大きく広がります。
測量関連の企業で再就職する場合も、資格があることで採用の可能性が高まります。測量士補資格は法律で配置が義務づけられている資格であるため、一定の需要が見込めます。パートや契約社員からスタートしても、経験を積むことで正社員登用の道が開けることもあります。
定年後の資格取得は、収入を得るためだけでなく、社会とのつながりを維持し、生きがいを持って生活するためにも重要です。測量士補は、そうした定年後の充実した生活を実現するための有力な選択肢といえます。
測量士補は、定年後のセカンドキャリアを考える方にとって魅力的な資格です。受験資格に制限がなく、独学でも十分合格可能な難易度であり、再就職やさらなるステップアップにも活用できます。試験対策の基本は過去問演習です。計画的に学習を進め、繰り返し過去問を解くことで、着実に合格力を身につけることができます。定年後の新たな挑戦として、測量士補資格の取得をぜひ検討してみてください。









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